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「ハーフタイム後にスイッチを入れた」 ラヨ・バリェカノ戦フル出場の久保建英に地元紙


スペインリーグ第28節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダードはラヨ・バリェカノと2-2で引き分けた。この試合で久保はフル出場し、特に後半での活躍が地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアから高く評価された。前半はほとんど攻撃に絡めなかったが、ハーフタイム後にスイッチを入れた久保は、同点ゴールの起点となるプレーを見せた。マリエスクレナの同点弾も久保の動きから生まれ、試合後にはチーム内で2番目に高い評価を受けた。ソシエダードの戦績は28試合で10勝5分け13敗、リーグ順位は12位。久保は今シーズン26試合に出場し、5ゴールを挙げている。チームは次にバリャドリードと対戦し、その後レアル・マドリードと国王杯決勝進出を懸けた重要な試合を控えている。

久保建英(2024年5月撮影)

<スペインリーグ:ラヨ・バリェカノ2-2Rソシエダード>◇16日(日本時間17日)◇第28節◇エスタディオ・デ・バジェカス

レアル・ソシエダードの地元紙がラヨ・バリェカノ戦でフル出場した日本代表MF久保建英(23)について、「ハーフタイム後にスイッチを入れた」と後半のパフォーマンスを高評価した。

Rソシエダードは16日にアウェーで行われたスペインリーグ第28節でラヨ・バリェカノと対戦した。スビメンディの鮮やかなボレーシュートで先制した後に逆転を許すも、後半に存在感を発揮した久保を起点とした攻撃からマリエスクレナが同点弾を記録し、最終的に2-2で引き分けた。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について、「前半はほとんど攻撃に関与しなかったが、ハーフタイム後にスイッチを入れ、美しい動きで2-1のゴールに迫り、同点のプレーを作り出し、マリエスクレナにもうひとつ素晴らしいボールを出した」と評し、チームで2番目に高い6点(最高10点)をつけた。

同紙は途中出場の短い時間の中で素晴らしい働きを披露したマリエスクレナをチームMVPに挙げ、7点と高評価した。続いて、アランブル、エルストンド、スビメンディ、セルヒオ・ゴメスが久保と同じ6点。レミーロ、スベルディア、バレネチェアが5点、ハビ・ロペス、オラサガスティ、アイエン・ムニョスが4点、オスカルソンがチームワーストの3点。オヤルサバル、トゥリエンテス、パブロ・マリンは採点なしとなった。

Rソシエダードのスペインリーグ成績は28試合10勝5分け13敗の勝ち点35で、12位に後退した。久保の成績は26試合(先発18試合)、1655分出場、5得点0アシストとなっている。

チームはこの後、国際Aマッチ期間を経て、29日のバリャドリード戦でスペインリーグを再開し、中2日の4月1日に国王杯決勝進出を懸け、レアル・マドリードと準決勝第2戦で対戦する。(高橋智行通信員)

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