
<練習試合:滝川6-0神戸北・伊川谷北>◇15日◇神戸北高校グラウンド
最速151キロのプロ注目右腕、滝川(兵庫)・新井瑛太投手(3年)が小雨の中、5回無安打無失点と好投した。「まっすぐが力感なく投げられた。カーブもリリースポイントが安定して空振りも取れた」。
打っては第1打席から右前、中前、右前と3安打。左打者の新井は外角、内角の低めにそれぞれ対応するために左右両足の位置を平行にしている。「(右足が)踏み込みもせず、開きもせず」。球種によって変えながらも、「基本は左足にまっすぐ」と右足は延長線上の平行に位置する。
1年秋に強肩を買われて投手に転向し、この冬から肩周りや股関節の柔軟性強化に、初動負荷トレーニングを導入した。この日は、打っても高校通算14本塁打の金の卵をお目当てに阪神などNPB4球団が熱い視線を送った。