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大谷翔平「東京ドームの観戦が、一番最初の野球観戦」原点の地で日本人初本塁打へ意気込み


ドジャースの大谷翔平選手が東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズに向けて意気込みを示しました。大谷は山本由伸投手や佐々木朗希投手とともに合同記者会見に出席し、自国開催のメジャーリーグ開幕戦で日本人初の本塁打を目指す意欲を語りました。また、大谷はファンが見守る中、走塁練習を行い、観客からの大歓声を浴びました。カブスの今永昇太投手や鈴木誠也選手との対戦も楽しみだと語り、特に東京ドームでのプレーを喜んでいる様子を見せました。

グラウンドに出たドジャース大谷は笑顔を見せる(浅見桂子)

ドジャース大谷翔平投手(30)が、原点の地で歴史を刻むか-。18、19日に東京ドームで開催されるカブスとの開幕シリーズに向け、山本由伸投手(26)、佐々木朗希投手(23)ら日本人選手と合同記者会見に参加。日本開催のメジャー開幕戦は今回が6度目で、日本人初の本塁打へ意気込みを語った。ファンに公開されたチーム練習では走塁練習を行い、1万507人の観客の大歓声を浴びながら準備を進めた。カブスは開幕投手の今永昇太投手(31)、鈴木誠也外野手(30)が記者会見と公開練習に臨み、順調に調整した。

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幾度も歴史をつくってきた大谷に、新たな期待が膨らむ。山本、佐々木と臨んだ記者会見。真ん中でスポットライトを浴び、開幕戦に向けての心境を語った。母国凱旋(がいせん)で日本人初の本塁打へ。日に日に盛り上がる周囲をよそに、冷静な言葉を並べた。

「打者にとって本塁打は最高の結果だと思うので、その結果が出せれば素直にうれしいですけど、まだ打順は決まっていないし、言われていないので。どこを打つか正確に分かっていないですけど、最大の目標は勝つこと、そこに対して自分の仕事ができればいい」

過去5度のメジャー開幕戦で、日本人選手が本塁打を放ったことはない。これまで何度も想像を超える歴史的パファーマンスを見せてきた大谷なら…。2年連続のリーグ本塁打王に、期待が膨らむ。開幕投手の今永、同世代の鈴木を擁するカブスとの2連戦。「日本人との対決もすごく楽しみにしていますし、もちろん他の素晴らしい投手と対戦できることを楽しみにしています」と胸を躍らせた。

特別な、原点の地でもある。「僕自身も東京ドームのプロ野球の観戦が、一番最初の野球観戦なので、今回このような形でプレーできるのうれしく思います」。小学生の頃、祖父とともに開幕戦の巨人戦を見に行った。スター選手らのプレーに憧れ、背中を追った。立場が逆となり、今やメジャーリーグを引っ張る存在。世界的にも注目され、「どの国のファンの人たちも、野球に対して熱い思いを持ってくれているのは変わらないことですし、そういう人たちの前でプレーするのは選手としてこれ以上ない喜びだと思う」と、意気に感じている。

ファン公開の練習では、盗塁スタートなどの走塁練習を繰り返した。ダグアウトからフィールド上に登場すると、この日一番の大歓声が上がった。期待を一身に背負うが、「日本人の選手たち以外にも、それぞれの個性を持った世界を代表するような選手がプレーすると思うので、メジャーリーグの醍醐味(だいごみ)というかパワー、スピード、そういうところを純粋に楽しんでいただけたらうれしい」。記者会見では終始リラックスした表情で、クラブハウスでも笑顔が多く見られた。ファンとともに、大谷も楽しんでいる。【斎藤庸裕】

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