
バルセロナが欧州チャンピオンズリーグ(CL)で準々決勝進出を決めたことにより、同大会の賞金総額が1億ユーロ(約160億円)の大台を突破したとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が11日に報じた。
バルセロナは11日にホームで行われた欧州CL・決勝トーナメント1回戦第2戦でベンフィカ(ポルトガル)を3-1で破り、2試合合計4-1で2大会連続の8強入りを達成。これにより、今大会でここまでの賞金を1億156万3000ユーロ(約162億5008万ユーロ)に増やしている。
その内訳は、大会参加1862万ユーロ(約29億7920万円)、1次リーグ成績(6勝1分けに対する賞金)1330万ユーロ(約21億2800万円)、1次リーグ引き分けの再分配金66万5000ユーロ(約1064万円)、1次リーグ順位(2位)962万5000ユーロ(約15億4000万円)。
ラウンド16進出1100万ユーロ(約17億6000万円)、ラウンド16進出ストレートイン200万ユーロ(約3億2000万円)、準々決勝進出1250万ユーロ(約20億円)。
これに、マーケットプール(各国テレビマーケットの価値に基づき各国サッカー協会に放映権料が分配されるシステム)で2244万ユーロ(約35億9040万円)、直近10年間のUEFAランキング係数による賞金1141万ユーロ(約18億2560万円)が加わっている。
マーケットプールに関しては、今後の成績およびスペインの他の欧州CL参加クラブ(レアル・マドリード、アトレチコ・マドリード)の結果次第で増加する可能性がある。
さらにバルセロナはこの後、準決勝進出の進出した場合、1500万ユーロ(約24億円)、優勝で2500万ユーロ(約40億円)、準優勝で2300万ユーロ(約36億8000万円)、欧州CLに優勝した場合の欧州スーパーカップ参加で400万ユーロ(約6億4000万円)、同大会優勝で100万ユーロ(約1億6000万円)の賞金を獲得できる。
(高橋智行通信員)