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【センバツ】広島商・荒谷監督「芯にしっかり当てないと転がらない」 低反発バット導入から1年


低反発バット導入から1年、広島商・荒谷監督はバントの難易度が上昇したことを指摘。筑波大の川村教授が旧バットとの比較研究を発表。高校野球における技術への影響と進化を探る。

広島商・荒谷監督(2025年1月24日撮影)

今春センバツで新基準の低反発バットが導入されてからちょうど1年になる。実際に低反発バットはどう違ったのか。筑波大硬式野球部の監督で同大准教授の川村卓氏(54)は、学生とともに旧基準バットとの比較研究を、6日にコーチング学会で発表した。今後高校野球はどう変わっていくのか。今春センバツ出場校の取り組み、監督や選手たちの言葉とともに、その進化を探った。(取材班・保坂淑子、平山連、古財稜明、中島麗)

   ◇   ◇   ◇

▽広島商・荒谷忠勝監督「広島商は昔からバントを大事にしていて、新基準バットになってからは芯にしっかり当てないと転がらない。先っぽだとキャッチャーゴロなどでアウトになる可能性がある。そういう面でも難しさを感じています」

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