
<スコットランド・カップ:セルティック2-0ヒバーニアン>◇9日◇準々決勝◇セルティック・パーク
スコットランド・カップは9日、英国のグラスゴーで準々決勝の1試合が行われ、セルティックのFW前田大然(27)がヒバーニアン戦の前半39分に先制点を挙げ、フル出場した。公式戦4試合連続ゴールで今季通算27点目。チームは2-0で勝ち、準決勝に進んだ。
前田の勢いが止まらない。前半39分、味方のシュートのこぼれ球に素早く反応し、右足でゴール天井に突き刺した。2月以降、欧州チャンピオンズリーグ(CL)バイエルン・ミュンヘン戦での1ゴールを含め直近の公式戦10戦12発。本拠地には新エースをたたえる新たなチャント(応援歌)が響き渡った。
ロックバンド・チャンプスの1950年代に大ヒットした「テキーラ」が原曲で、サポーターはサビの部分の「テキーラ」を「マエーダ」に替えて大合唱。FW古橋亨梧がフランス1部レンヌに移籍し、新エースとしてサポーターの信頼を深める前田は試合後、自身のSNSに「素晴らしい歌をありがとう」とつづった。