
侍ジャパン能見篤史投手コーチ(45)が、ロッテ種市篤暉投手(26)の魔球に太鼓判を押した。能見氏は9日、上原浩治氏(49=日刊スポーツ評論家)とともにTBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。5、6日に行われた侍ジャパンの強化試合・オランダ代表戦(京セラドーム大阪)についての話題になると能見氏は「種市投手は、本当さらにびっくりさせてもらったので」と名前を口にした。
種市は6日の同戦に先発。予定の2回をパーフェクトに抑えた。過去2度の代表選出歴がある右腕は、完全投球を7イニングに伸ばした。能見氏は「もともとロッテでは先発ローテーションでいいボール投げていると思っていたんですけど、実際に見たら、このボールだったら打たれないなと再確認できたというか、それだけのボール投げてくれたので」とうなずいた。
種市の三振率が高いことについて話題になると、能見氏は「フォークもいいんですけどね、もともとフォークは何種類か多分持っていて。使い分けながら、(スタジオに)上原さんもいますけど、使い分けと言ったら上原さんなんで。その辺の技術の高さもすごく見せてくれましたね」と上原氏ばりの使い分けに、さらなる飛躍を期待した。