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「投手大谷翔平」にブレーキ ロバーツ監督「次のブルペンわからない」日本開幕Sへ打者に集中


ドジャースの大谷翔平選手は、天候不良のため室内での調整を行い、打者としての準備に集中しています。彼は3月7日のオープン戦には出場せず、投手としての強度を抑えた調整を続けています。ロバーツ監督は、大谷のブルペン投球の日程は未定であり、重要なのは腕を徐々に動かすことだと述べました。アリゾナのキャンプは3月11日まで続き、その間にブルペン入りはしない見込みです。開幕シリーズ後、本拠地ロサンゼルスに戻る3月下旬以降、投手としての強度を徐々に上げていく予定です。

打撃練習を終え、施設を移動するドジャース大谷(撮影・菅敏)

ドジャース大谷翔平投手(30)は7日(日本時間8日)のオープン戦には出場せず、軽めの調整で終えた。この日は午前中から天候不良で気温も10度前後と肌寒かった。球団施設の室内練習場で調整したが、フィールドには現れず。キャッチボールなどの投球練習は行わなかった。

開幕シリーズまで、「投手大谷」はブレーキをかけることとなった。二刀流復帰に向け順調に段階を踏んでいたが、ブルペン入りしたのは2月25日が最後。ロバーツ監督は「キャッチボールは今後も行う。次のブルペン投球がいつになるのかは分からない。大事なことは腕を動かしておくこと。少しの間、強度を抑えて、また上げていくことになると思うが、それがいつかは分からない」と話した。

アリゾナ州グレンデールでのキャンプは11日(同12日)で終了となる。それまでにブルペン入りはしないとの見方について、同監督は「それが妥当だろう」とコメント。東京開催の開幕シリーズを終え、本拠地ロサンゼルスへ戻る3月下旬以降から徐々に強度を上げていくとみられる。腕などフィジカル面の違和感ではないようで、同監督は「どちらかといえば、強度などの問題。全てのことを、我々としても気をつけている」と語った。二刀流復帰へ、急がせることもない。まずは打者に集中し、開幕へ備える。(グレンデール=斎藤庸裕)

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