
<WBC予選:ブラジル6-4ドイツ>◇6日(日本時間7日)◇アリゾナ州トゥーソン
ヤクルト松元ユウイチ外野守備走塁兼作戦コーチ(44)が、代表監督を務めるブラジルを3大会ぶりとなるWBC本選に導いた。
勝った方が切符を手にする一戦で、ドイツに6-4で勝利した。来春の本大会出場を決めると、ベンチで仲間と肩を組み、何度も力強くガッツポーズした。
松元コーチはキャンプ中盤でチームを離れ、母国を指揮していた。西武ボー・タカハシ投手(28)、阪神伊藤ヴィットル通訳(30)、元広島の仲尾次オスカル投手(33)、社会人のドラフト候補左腕沢山優介投手(21)らを率いて、歓喜に浸った。
松元コーチはブラジル出身で99年にヤクルトに入団。13年WBCではブラジル代表の4番を担い、主将を務めていた。