
<ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025:侍ジャパン-オランダ>◇6日◇京セラドーム大阪
大山とともにチーム最年長で、侍初選出の日本ハム斎藤友貴哉投手(30)が「さいこうゆきや」の好救援でファンを沸かせた。
7点リードの5回に3番手で登場。初球でいきなり157キロを計測し、先頭打者を3球三振。続く5番ケンプは前日5日にチーム唯一の安打を放ったが、遊ゴロ。最後の打者には150キロに迫る鋭く落ちるスプリットを織り交ぜ、バットをへし折りながら152キロ直球で三直。わずか11球で危なげなく3者凡退に仕留めた。
SNSでは「さいこうゆきや」「最高の侍デビュー」「ゆきや阪神時代から調子良い時はとんでもなく良いピッチャー」「マジで出したのもったいない」といった声が寄せられた。
最速160キロ右腕の斎藤は18年ドラフト4位で阪神へ入団。22年にトレードで日本ハムに移籍し、昨季はキャリアハイとなる25試合に登板し1勝1敗1セーブ、5ホールドで防御率1・71の好成績を納め、新天地で才能を開花させた。