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【侍ジャパン】宮城大弥が3回4K完全投球「いい形で終われたのはよかった」さらなる学習に意欲


侍ジャパンシリーズ2025の初戦で、日本の先発投手宮城大弥が圧巻の投球を見せ、3回を無安打無四球で締めくくった。宮城は強豪オリックスのエースであり、京セラドーム大阪でのホームゲームとして大きな声援を受けて登場した。特に146キロ超の速球を武器にオランダ打線を抑え、彼のパフォーマンスは観客を魅了した。彼はこれまでの努力と経験を活かし、来年のWBC(ワールドベースボールクラシック)への選出に向け一層励んでいる。練習後のコミュニケーションにも積極的で、オリックスのチームメイトとも連携を深めた宮城は、今後もさらなる成長を誓っている。

日本対オランダ 日本先発の宮城(撮影・藤尾明華)

<ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025:侍ジャパン5-0オランダ>◇5日◇京セラドーム大阪

侍ジャパン先発の宮城大弥投手(23)が、慣れ親しんだ本拠地のマウンドで圧倒的な投球を披露した。

「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025 日本VSオランダ」の初戦で先発。3回無安打無四球4奪三振無失点の完全投球を見せつけたが「いい形で終われたのはよかった」と冷静だ。

舞台は、自身がエースを務めるオリックスが日中に楽天とのオープン戦を行っていた京セラドーム大阪。名前がコールされると、自身のホームスタジアムに詰めかけた観客から、割れんばかりの歓声と拍手が送られ「すごく応援してもらっているなと思った」と感謝。初回1死からメジャー通算134発のグレゴリアスを1球で三ゴロに仕留めるなどテンポのいい投球。1人も出塁を許さなかった。

弱冠23歳ながら日本を代表する左腕となっている宮城。この日は直球を効果的に使い、相手打者を圧倒した。最速は151キロを計測し、150キロ前後の速球も連発。「真っすぐが強かった。空振りやファウル取れていた」と手応え十分だ。

今回では唯一の23年WBC世界一メンバー。この日も快投したが来春のWBCへ「必ずしも選ばれるわけではないので、必死にやっていけたら。スイングが強かったし、勉強して抑えられるようにしたい」と気は緩めない。「投げるのに集中していた」とこの日は主にオリックスの同僚と話したが6日は機会も多くなる。「コミュニケーションはたくさん取りたい」と意欲を示した。1年後の世界一連覇に向けて再始動した侍ジャパンに、勢いをもたらした左腕。来春のメンバー入りも見据え、まだまだ学習を続ける。【塚本光】

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