
<AFCアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE):上海申花1-0川崎F>◇5日◇決勝トーナメント1回戦◇第1戦◇上海スタジアム
川崎フロンターレは、敵地で上海申花に敗れ、1日のJ1京都サンガF.C.戦に続き、公式戦2連敗となった。
フル出場し、攻守に効果的な働きをしたMF河原創は「試合内容自体はそこまで悪くなかったのかなと思います」と振り返り「チャンスも作れましたし、後は決めるところだったり、失点のところも少し、寄せられれば良かったと思う。全体通してそこまで悪くなかったのかなと思います」と続けた。
その言葉通り、負けに値する内容ではなかった。試合の入りは、ホームの後押しを受けた相手の勢いをやや受けたが、徐々に川崎Fがペースをつかんだ。前線からの守備がハマり、同33分には、MF脇坂泰斗主将がゴールネットを揺らしたが、VARによりゴールが取り消された。
0-0で迎えた後半も川崎Fペースで試合が進んだが、同31分にDF高井幸大のオウンゴールで先制を許す。瀬川祐輔やエリソンら攻撃的なカードを切って反撃を試みるも、最後まで相手ゴールをこじ開けられなかった。
この日の結果を受け、12日のホームで行われる第2戦での勝利が8強進出に絶対条件となった。河原は「切り替えてやるしかない」と前を向き「良い準備をしてホームなので勝てるようにチームで1つになってやっていきたい」と誓った。