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カブス鈴木誠也「目ん玉飛び出ました、こんなやついっぱいいるの?」米デビュー戦で驚いた投手


巨人やレッドソックスで活躍した上原浩治氏が、YouTubeチャンネルでカブスの鈴木誠也と対談を行った。鈴木は、メジャー移籍後の3年間を振り返り、日本のプロ野球と比べてシーズンが長く厳しいことを語った。特に、最大17連戦の過酷さや心境の変化を吐露しつつ、初打席で対戦したオリオーズのコービン・バーンズ投手の剛速球について思い出を語った。上原も、メジャーの連戦の厳しさに共感し、公式戦とキャンプの投手陣の違いについて意見を述べた。鈴木はメジャー通算396安打、55本塁打を記録し、右打者として初の2年連続20本塁打を達成した。

ブルワーズ対エンゼルス ブルワーズ先発のバーンズ(撮影・菅敏)

巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(49=日刊スポーツ評論家)が4日までに公式YouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」を更新し、カブス鈴木誠也外野手(30)とのコラボ動画をアップした。

鈴木は22年の渡米前に初登場し、同チャンネル2度目の出演。3年間のメジャー生活を振り返り「シーズンの長さは慣れない。長いですし、しんどいですね」と吐露した。メジャーでは、日本のレギュラーシーズン143試合より多い年間162試合を戦う。

昨季は大谷翔平投手(30)属するドジャースがワールドシリーズを制覇。同学年の鈴木は「テレビで見ると『出たいな』って思うんですけど、シーズン中はどうしても思えない時があって…。たまに気持ちが折れる」と最大16~17連戦にのぼるタフな日々での心境を明かした。9年間メジャーでプレーした上原氏も「21連戦して1日休みで20連戦があって。投げてるときもうわけわからんよ(笑い)。これ俺何試合目投げてるんやろう」と連戦のしんどさに共感した。

鈴木はメジャーデビューの思い出について聞かれると、デビュー戦で対決した現オリオーズのコービン・バーンズの剛速球を回顧。四球、左安打の成績を残したが「初球のカットボールを見たときは、目ん玉が飛び出ました。こんなやついっぱいいるの?」と面を食らったという。日本では見たことのない軌道で曲がり幅も大きく、球速は96マイル(約154キロ)を計測。初打席でトップクラスの投手と対戦したことで「これ見たらもう大丈夫だと思った」と楽しさを感じられたという。

キャンプ時と公式戦の投手陣の仕上がりについては「全然違う」と一言。上原氏も「なんでそんなに違うの? ってくらい違ってくるんですよ」と共感していた。

鈴木はメジャー通算3年間で381試合に出場し、396安打、55本塁打、打率2割7分8厘。24年は日本人の右打者で初の2年連続20本塁打を記録した。

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