
レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(24)がマドリードダービーの前日、「できるだけ早く契約延長したい」と残留希望を明言した。
Rマドリードは4日にホームで行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦第1戦でアトレチコ・マドリードと対戦する。ビニシウスがこの大一番の前日、記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。
ビニシウスはまず、週末のベティス戦でRマドリードでの公式戦300試合を達成したことについて、「僕はこのユニフォームを纏い、信じがたい経験をし続け、夢を叶え続けている。僕たちはシティー戦以降、いいプレーができるようになった。サポーターが僕たちと一緒にいてくれて、僕たちが彼らのために素晴らしい試合ができるようにベストを尽くしたい」と意気込みを語った。
スペインリーグよりも欧州CLのレフェリングの方が心穏やかにプレーできるかという質問に対しては、「欧州カップ戦のレフェリーはショーを披露する選手たちのことをより守ってくれる。レフェリーについて話すのは好きではないが、彼らが良い笛を吹くことが僕たちにとって重要だ」とファウルを取ってもらいやすくなることを強調した。
自身の将来については、「27年まで契約が残っているのでとても落ち着いているよ。ここで幸せを感じているので、できるだけ早く契約延長したい。みんなが僕を愛してくれるし、僕のことを本当に求めてくれる。ここよりも良い場所は他にないと思う」と希望を語った。
ビニシウスはまた、昨年のバロンドール授賞式に参加しなかった理由について、「僕はクラブの指示に従うだけだ。クラブからマドリードに残るように要請された」と自分の意思ではなかったことを明かした。
マドリードダービーへのモチベーションについては、「素晴らしい試合になるだろう。ダービーはシーズンを通じて待ち望まれる試合だ。それがチャンピオンズリーグだとなおさらだよ。そのようなビッグマッチを戦えることに興奮している。明日は僕たちのサポーターにとって、第2戦ではAマドリードのサポーターにとって最高のパーティーになるだろう」とコメントしている。(高橋智行通信員)