
<18日開幕センバツ企画:“選抜”推しメン紹介>
18日に開幕する第97回選抜高校野球大会(甲子園)を控え、日刊スポーツ東西アマ野球担当記者による“選抜”推しメンを紹介します。春の甲子園に集う多彩な顔ぶれにスポットを当て、出場校の知られざる一面をお伝えします。
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【千葉黎明(千葉) 松村詠(うた)内野手(1年)176センチ、70キロ】
自分らしく“うた”で、チームを支える。練習後、寮のお風呂場からは、いつも松村の歌声が響く。「歌が大好きで、つい歌ってしまうんです」。「さよならエナジー」「ルージュの伝言」と、何でもあれ。伸びのある歌声は、チームメートからも好評だ。
歌うだけではない。「リズム感が野球に生きると思って」と、小4から2年間、ピアノを習った。中3で再び趣味としてピアノを始め「情熱大陸」(TBS系列)のテーマソングなど、初見で奏でる。橋本圭杜部長(33)は「絶対音感がある」と太鼓判を押す。
センバツではベンチ入りを果たせなかったが、ピアノ効果で「リズム感があるので打撃は得意です」と夏を目指す。今春はアルプススタンドからの応援となるが、その美声でチームメートを後押しする。