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中日前監督の立浪和義氏(55)が2日、自身の公式ホームページで「立浪和義に対する誹謗(ひぼう)中傷行為への対応につきまして」と題した文書を公開した。昨年12月にエージェント契約をしたオフィスビバーチェの社長樋口陽介氏の名義で書かれている。
「SNS、匿名掲示板、インターネット記事などで立浪和義への誹謗(ひぼう)中傷、虚偽の情報、臆測および事実無根の投稿、プライバシーを侵害する投稿などが、見受けられるようになっております」とつづられ、こうした行為に対し「刑事告発を行うなどして刑事上の責任を追及するとともに、民事上の不法行為責任等も追及せざるを得ないと考えています」「対象となるアカウントのブロックや凍結申請、発信者情報開示請求によって判明した作為または不作為を行った者の公表を行うなど、弊社顧問弁護士と協議の上、可能な限りあらゆる手段を用いて断固たる措置を実行する所存です」と、厳しい態度で臨む方針を明かした。
立浪氏は22年に中日の監督に就任したが、3年連続最下位とチームを立て直すことができず、昨季終了後に退任した。