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【鹿島】3連勝でJ1記録に並ぶホーム25戦無敗「ただ勝ちたい。それだけ」鬼木監督


鹿島アントラーズは明治安田J1リーグ第4節でFC東京を2-0で下し、ホーム25戦無敗の記録に並びました。試合では、FW鈴木が自ら得たPKを決め、さらに後半追加タイムにも追加点を奪いました。この勝利は、ホームでの連戦で3連勝を飾る結果となりました。DF植田はセットプレーが勝利の鍵になると準備しており、連戦の中で勝ち点を取れたことが大きいと述べています。鬼木監督は、無敗記録よりもただ勝ち続けることに意義を見出しているとコメント。鹿島は、攻めながら守る強さを身に付け、新生常勝復活に向かっています。

鹿島対東京 後半、追加点を決め仲間と喜ぶ鹿島師岡(中央)(撮影・河田真司)

<明治安田J1:鹿島2-0東京>◇1日◇第4節◇カシマ

鹿島アントラーズが東京を2-0で下し、ホームで25戦無敗のJ1記録に並んだ。

押し込まれる時間が長かったが、セットプレーの流れからFW鈴木が自ら倒されて得たPKをど真ん中に蹴り今季3得点目。先制すると後半追加タイムにもFKから追加点を奪った。したたかに得点を重ねる鹿島らしい勝ち方で、第2節東京V戦からホーム3連戦で3連勝を飾った。

前節新潟戦から中2日。DF植田は「セットプレーがカギになると準備してきた。連戦の中で勝ち点が取れたのは大きい」とうなずいた。ホーム無敗記録にも「やっていて負ける気がしない。鹿島で戦っているなら負けるわけがないという雰囲気をサポーターがつくってくれている」と感謝する。

前節も終盤に勝ち越し点を奪い、この日は先制後も「畳みかけて攻める」という鬼木イズム通りに後半追加タイムに加点した。植田は「去年の悔しさがあるからこそ今年は勝ちにこだわっている」と言い切る。鬼木監督も無敗記録に「記録に自分はこだわっていない。ただ勝ちたい。それだけです」。したたかさに加え、攻めながら守る強さを身に付けつつある。新生・鹿島が常勝復活へ向かっていく。【岩田千代巳】

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