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【ソフトバンク】上沢直之、3回もたず7失点KO「結果を受け止めてやっていかないと」


ソフトバンクに新加入した上沢直之投手が、西武との練習試合で波乱の投球を披露。初回に満塁本塁打を打たれるなど、2回0/3を投げて7失点を喫した。試合後、上沢は結果を受け止めつつ「自信を持って真っすぐで押し切れるように」と巻き返しを誓った。小久保監督は「出力は前より上がっていた」と評価し、信頼は揺るがない様子だ。NPB通算70勝を誇る上沢には、開幕ローテーション入りが期待されている。コーチ陣も今後の改善に期待を寄せており、上沢自身も「いい質のボールを増やしていく」と意欲的だ。

ソフトバンク対西武 1回表を終え、セデーニョに先制満塁本塁打を打たれた上沢は肩を落としてベンチへ戻る(撮影・岩下翔太)

<練習試合:ソフトバンク7-13西武>◇1日◇宮崎アイビー

ソフトバンクに新加入の上沢直之投手(31=レッドソックス)が打ち込まれた。1日、西武との練習試合(宮崎アイビー)に先発。2回0/3を投げて10安打7失点で降板した。まさかの3回KO。上沢は「結果的にこういう結果になってしまっているので。今日の結果を受け止めて明日からやっていかないとダメかなと思います」と渋い表情で振り返った。

信じられない光景だった。初回にいきなり無死満塁のピンチを招き、相手4番セデーニョに満塁本塁打を献上。外角のスライダーを右中間スタンドへ運ばれた。2回は2死満塁から押し出し死球など、さらに3点を失った。持ち味の制球も乱れ、3回は連打を許してマウンドを後にした。

この日は最速143キロをマーク。前回登板となった2月22日のオリックスとのオープン戦は同140キロだった。上沢は「今後に向けてやることははっきりしている。いい質のボールを確率よく投げられるように」と前を向く。小久保監督も「全然、結果はいいです。出力は前よりも上がっていたので、そこは良かったですね」と信頼が揺らぐことはなかった。

NPB通算70勝の実績を持ち、開幕ローテーション入りが有力な立場にある。倉野1軍投手チーフコーチは「(今後は)課題をクリアしていくだけ。できると思っています」と信頼する。課題は出力アップに、納得のいくボールを増やしていくことだ。上沢は「それが普通になってこないと、こういう結果になってしまう。自信を持って真っすぐで押し切れるように」と力を込めた。

開幕までは、残り1カ月に迫る。悔しさの残る結果を踏まえ、背番号10が巻き返しを図っていく。【佐藤究】

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