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センバツ初出場の横浜清陵、練習試合解禁初戦はタイブレークで敗れるも課題見えた


横浜清陵は第97回選抜高校野球大会に向けて、鎌倉学園と練習試合を行い4-6で敗れた。内藤投手はストレートの改善を実感し、野原監督は試合の課題を明確に。甲子園に向けての準備が進む。

野原監督の話を聞く横浜清陵の選手たち(2025年1月撮影)

第97回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の出場校が練習試合解禁日の1日、各地で試合を行った。

21世紀枠で春夏通じて甲子園初出場の横浜清陵(神奈川)は同校で鎌倉学園と対戦。タイブレークの末に4-6で敗れたが、久々の実戦機会を通じて手応えをつかんだ。7回途中2失点と好投した先発の内藤大維投手(2年)は「ストレートのコントロールの質を上げることに成果が見えました」と実感した。

一方の課題について、野原慎太郎監督(42)は「試合の中での駆け引きとか、打球判断とか。できないことが明確になって、甲子園に向けてやらないといけないことが見えました」と前向きに捉えた。大会開幕まで3週間を切り、今後も練習試合を重ねながら課題を克服していく。「今日出た反省を明日直す。その繰り返しをしていきたい」と話していた。

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