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大谷翔平、今季初打席で菊池雄星から衝撃弾 フルスイングも「体的に問題なかった」/一問一答


大谷翔平選手がオープン戦初登場で、ドジャース戦の第1打席で先頭打者本塁打を放ちました。この試合、大谷は「1番DH」で出場し、3打数1安打1本塁打を記録。花巻東高校の先輩、菊池雄星投手との対戦では、フルカウントから左翼への本塁打を打ちました。大谷は、昨年に続き2年連続でオープン戦初打席本塁打を達成。試合後、大谷は体調やスイングの調整について語り、体に違和感を感じることなく試合をこなせたことを喜んでいます。また、「満足することなく技術やフィジカルを高めたい」と意欲を見せ、今後もチャレンジを続ける意向を示しました。

オープン戦・ドジャース対エンゼルス 1回裏ドジャース無死、左越えにソロ本塁打を放つ大谷。投手は菊池(撮影・菅敏)

<オープン戦:ドジャース-エンゼルス>◇2月28日(日本時間3月1日)◇アリゾナ州グレンデール

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でオープン戦に初出場し、先頭打者アーチを放つなど、3打数1安打1本塁打を記録した。

第1打席は花巻東の先輩の菊池雄星投手(33)と対戦。フルカウントから外角高め93・9マイル(約151キロ)の直球を流し打ち。打球は左翼方向に伸び、そのままスタンドに飛び込んだ。打球速度は107マイル(約172キロ)、飛距離385フィート(約117メートル)、打球角度は25度だった。

昨年もオープン戦初打席で本塁打を放っており、2年連続の実戦初打席で初アーチを放った。第2打席は菊池の前に遊飛、第3打席は右腕シルセスの前に空振り三振に倒れた。

【大谷の一問一答は以下の通り】

-初打席でホームラン。喜びは

まずスケジュール通り今日3打席立てたので、それが一番だと思いますし。ある程度球数を見ながら、スイングもしながら、空振りも体的に問題なかったので、いい1日だったなと思います。

-フォーム修正をした

体の状態と動き方っていうのはちょっと比例してくると思うので、前にも言った通り、外旋がもうちょっと出てくれば、スイング自体ももっともっとスムーズになっていくのかなと思うので。今日は違和感なくできましたし、それがまた明日の反応を見ながら、またリハビリもしていきたいなと思ってます。

-菊池雄星には好成績

たまたまだと思います。

-左肩にまだ違和感があるか

そうですね。違和感はないですけど、1打席1打席チェックしながら、最後は特に、タイミングがちょっと遅れ気味の空振りではあるので、そこも含めてさっき言った通り、問題なかったのでよかったかなと思います。

-打席を重ねて肩の状態をチェックする

チェック自体は練習からやってますけど、やっぱり試合のレベルになるとまた違う出力が入ると思うので、そこの中で動きのチェックと体の反応のチェックが必要かなと思ってます。

-必要な打席数、試合数は

去年も今年もちょっと遅れてはいるので、それを踏まえて50打席くらい立てれば、(ピッチングマシンの)トラジェクト(アーク)も含めて立てればいいかなと思います。

-外旋が出てくればというのはスイングの軌道がまだ理想的ではない

ちょっとしたズレというか、肩だけの問題ではないですけど。毎年1打席目で完璧に(理想的な)軌道に入っていくってこと自体ないですし、それを徐々に理想の軌道にしていくのがこの期間だと思うので。

-大谷選手の中での成功とは

それは自分のレベルによっても、やってるステージのレベルによっても目標の数字って変わってくると思うので。数字よりかはやっぱり最終的に、なんて言うんですかね、どれだけ多くのスキルであったりとか、フィジカルのレベルを現役のうちに獲得できるかっていうところが一番じゃないかなと思うので。やりきったと思うことは多分ないと思いますけど、そこが一番感覚的な部分ですね。そこが一番大事かなと思いますね。

-まだまだ満足できてない

そうですね。ピッチングに関しては今回まだ復帰してないですし、バッティングに関してもまだまだ上のアプローチができるんじゃないかなと思ってるので。そこを納得できるまでやっていくとは思ってます。

-ホームランはフルカウントから逆方向。狙いは

(カウント)3-2だったので、単純にストライクだったら振るし、ボールだったら見逃すっていう。それだけ考えてました。

-ピッチングは新しいスタイルを模索するのか、それともよかった時のピッチングに近づけるのか

うん、どうなんですかね。ケガを恐れてパフォーマンスを落とすっていうことは多分ないと思うので、そのために手術したっていうとこもありますし。手術前も言いましたけど、93、94マイルぐらいだったらある程度(靱帯(じんたい)が)切れてても痛みなく投げられる感覚はあったので。そこで満足することなくというか、やっぱりさっき言いましたけど、どれだけうまくなれるかだと思うので、その中の手術っていう、手術をしたっていう捉え方かなと思います。

-佐々木朗希が結婚発表。聞いた時の感想は

びっくりはしましたね。マッサージ受けてる時に言われたのでうそかなと思いましたけど。本当だったので、おめでとうっていう感じで。

-夫婦の先輩としては

先輩って言っても1年しか変わらないので。あまり言うことはないかなと思います。

-手術や投手復帰もあり例年よりエネルギーを使う。食事を含めた栄養で変えたことは

今のところですか? そうですね。スプリントレーニング中はそんなに、なんて言うんですかね、連戦するわけでもないですし、そこまでこう疲労がたまっていくまでは(練習を)やらないので。あまり体重が落ちる心配はしてないですし、シーズン中に関しては落ちるぐらいなら増えた方がいいなっていう捉え方ですね。

-食事を増やしながら

そうですね、基本的には摂取カロリーの方が多いように。基本的なことですけどね。そこは絶対かなと思ってます。

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