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菊池雄星が最速154キロで2失点 同じく初実戦の大谷翔平に先頭打者アーチを浴び1回途中降板


エンゼルスの菊池雄星投手が、今季オープン戦で初登板を果たしましたが、1回途中で2失点し降板しました。試合序盤、ドジャースの大谷翔平による左翼席ソロ本塁打で先制点を許しました。さらに続くベッツとエドマンに連打を許し、犠牲フライで追加点を与えました。菊池はこのシーズン、エンゼルスと3年契約を結び、期待されていますが、オープン戦での結果は不本意なものとなりました。直球の最速は154キロに達しましたが、効果的な投球には至りませんでした。昨シーズンは9勝10敗で、防御率4.05を記録し、特にアストロズ移籍後は好調を維持し、フリーエージェント市場での評価を高めていました。

オープン戦・ドジャース対エンゼルス 1回裏ドジャース無死、左越えにソロ本塁打を放つ大谷。投手は菊池(撮影・菅敏)

<オープン戦:ドジャース-エンゼルス>◇2月28日(日本時間3月1日)◇アリゾナ州グレンデール

今季の開幕投手を務めるエンゼルス菊池雄星投手(33)がオープン戦初登板で、1回途中を2失点で降板した。

先頭の大谷翔平投手(30)には、フルカウントからの93・9マイル(約151キロ)の直球を左翼席へ運ばれ失点。続くベッツ、エドマンにも連打を許すと、1死一、三塁からマンシーの中犠飛で2点目を失った。

2死一塁からキケ・ヘルナンデスへ四球を与えたところで降板。2/3回を26球、3安打1四球1三振で2失点の初登板となった。直球の最速は95・6マイル(約154キロ)だった。

菊池は今オフ、エンゼルスと3年総額6300万ドル(約97億7000万円)で契約。昨季はブルージェイズとアストロズに所属し、2チームで計32試合に登板し9勝10敗、防御率4・05を記録した。

メジャー6年目で初のシーズン200奪三振を挙げた。7月にアストロズに移籍して以降は10試合で5勝1敗、防御率2・70と好投し、FA市場での価値を高めた。メジャー通算成績は166試合で41勝47敗、防御率4・57。

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