大谷翔平の驚異的な販売効果 大谷売り上げはMLB全体の57％、ドジャース関連は2000％増

オープン戦・ドジャース対エンゼルス　試合前、キャッチボールをするドジャース大谷（撮影・菅敏）

今やプロスポーツ界屈指の影響力を持つドジャース大谷翔平投手（30）の驚異的な効果を、27日付のジ・アスレチックが伝えた。

スポーツライセンスのアパレル商品とグッズを販売する「ファナティクス」によると、日本での大谷関連アパレルとグッズの売り上げはこの5年間、MLB全体の商品の57％を占めるという。また大谷がドジャースに入団してから、日本におけるドジャース関連商品の売り上げは2000％増となった。

米トレーディングカード大手「TOPPS」は、日本人選手の野球カードセットを21年に販売した当初は売り上げが150万ドル（約2億2500万円）だったが、それが昨年は2260万ドル（約33億9000万円）に膨れ上がった。このうち、大谷の「50本塁打、50盗塁」記念セット単体の売り上げは日本だけで200万ドル（約3億円）、全世界合計で700万ドル（約10億5000万円）。同社は今後5年間で、日本での売り上げが10倍になると見込んでいるという。