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センバツ出場の東海大札幌が北海道庁訪問 鈴木直道知事「北海道の代表として堂々と戦ってきて」


第97回選抜高校野球大会に出場する東海大札幌の選手たちが、北海道庁と札幌市役所を訪問し、大会への意気込みを語りました。特に内野手の藤根龍之介選手は、直前の合宿での活躍から公式戦への初出場を決め、「初球からフルスイングでチームを勝利に導きたい」と抱負を述べました。体重管理など自己鍛錬を続ける藤根選手は、父親も同大会出場経験を持ち、その足跡を辿ることに胸を弾ませています。チームは甲子園に向け、力強く戦う意志を示しました。鈴木知事も選手たちを激励し、堂々とした戦いを期待しています。

鈴木知事(中央)と記念撮影する東海大札幌の選手ら(撮影・奥村晶治)

第97回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)に出場する東海大札幌が2月28日、北海道庁と札幌市役所へ表敬訪問を行った。直前の愛媛合宿の紅白戦で16打数8安打と活躍し、公式戦初めてメンバー入りした藤根龍之介内野手(2年)は、「勝負強い打撃が持ち味なので、チャンスの場面では初球からフルスイングをしてチームを勝利に近づけたい」と意気込んだ。

父真也さんは、知内の三塁手として93年センバツに出場。一塁手としての出場を目指す藤根は「同じ舞台に立ててうれしい」と胸を高鳴らせる。「自分に甘えていた」1年春には102キロあった体重が、現在は88キロ。「2年生になってから好物のチョコレート、お菓子やご飯の量も我慢」し、尊敬する中日中田の動画などを参考に技術を磨いてきた。

チームは7日に大阪入りする予定。鈴木直道知事(43)は「臆することなく北海道の代表として堂々と戦ってきてほしい」とエールを送った。

▽東海大札幌・主将の山口聖夏内野手(2年)「道民から愛され、勇気を与えられるような背中を甲子園で見せたい。日本一を取って歴史をつくりたい」

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