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阪神の沖縄・宜野座キャンプ最終日の28日、藤川球児監督(44)が宜野座キャンプのMVPを発表した。選ばれたのは高寺望夢内野手(22)と門別啓人投手(20)、新人選手だった。
藤川監督は今キャンプのMVPを問われ、「野手なら高寺、投手だったら門別、それから新人の選手たち。非常にいいパフォーマンスを見せてくれたと思います。育成選手まで含めてですね、素晴らしい戦いの中にチームメートとして入っていけるんじゃないかと思います」と発表した。
野手MVPの高寺は今キャンプでの実戦では15打数6安打で打率4割とアピール。本職の内野のほかに、外野も挑戦中だ。「なかなか1軍という機会がなかったんですけど、複数ポジション含めて外野も含めて非常にアグレッシブなプレーヤーになりそうで、期待しています」と話した。
投手MVPの門別は今キャンプ初の実戦の8日紅白戦と対外試合初戦の15日楽天戦で2度“開幕投手”を務めた。「すごく若いですけど、力いっぱいのところから多少なりとも経験を積んでですね、脱力から力を入れるという次のステージに入ってきていますから。どんな形でオープン戦見せてくれるのか非常に楽しみに見ています」と今後に期待を寄せた。門別は3月1日に行われる2軍新球場の「SGLスタジアム尼崎」の開幕ゲーム、春季教育リーグの広島戦での「開幕投手」を務める。