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広島が26日、沖縄春季キャンプを打ち上げた。新井貴浩監督(48)のキャンプ総括の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
(囲み)
-野手陣はずっと振り続けて、さらに力がついた
「こっちとしてはね、毎日結構振らしてたんで、けが人が出る心配ってのはあったんだけど、それをね、みんなキャンプ完走してくれたんで、ちょっとほっとしてるっていうのはあります。やっぱり結構ハードな練習だったと思うんで。と同時にね『あれ? みんなできるじゃん』と思ったんで、もっともっと増やしていこうかなと。倍ぐらい増やしても大丈夫かな」
-オープン戦入ってもそういう(量の多い練習を)のつくるっておっしゃったのは
「そうよね。でもオープン入ってやっぱ練習量がどうしても落ちがちになるんで、しっかりとその量っていうのも確保しながらやっていきたいなと。ただこう、休むときはしっかり休みたい。オンとオフのメリハリっていうのをしっかりつけたいなと思います。休むときはしっかりと休む、やるときはしっかりとやるっていうね。メリハリをしっかりつけたいと思います」
-日南キャンプ終わる時はちょっと考えながらやっていこうという風な話されてたんですけど、沖縄でももっと負荷かけてもいいという風に思われた
「そうやね。とりあえずバッティングコーチには最初日南はとりあえず毎日やろうって言ったんだけど、見ててね、思ったよりみんなが秋のキャンプに比べてまだ良くなってるんで、これはもう移動してからももう毎日やらしてくれっていう風にお願いした」
-3年目のキャンプですけど、過去2年と比べて振る量は比較すると、何倍か
「2倍ぐらいかな。でも、けが人もね、出なかったんで、『みんな出来るじゃん』って思ったし、強くなってるのは間違いないと思うし、もっと振らせようと思いました。って書いておいて」
-佐々木くんをあげるということですけども、その理由と期待するところ
「また彼が来ることによって、またこうね、競争がさらに激しくなるっていうのは期待してるね。あとは、もう痛めてた左肩の方も全く問題ないということなんで。もう何も問題ないんだったら、見てみたいっていうのあるんで」
-呼ぶってことは倉敷から
「そう。ゲームから」
-ファームから報告は
「全く問題ないと。やっぱりいいものを持ってると。全てにおいてね。打つ、守る、走る、全てにおいてやっぱりいいものを持ってるっていう風な報告が来てる」
-3月の結果次第では開幕1軍だったりその辺も
「もちろん。もちろんあります。結果だけじゃなしに、内容も見ながら。それはあります」
-佐々木選手の映像は確認した
「見てるよ」
-映像を見ての印象は
「やっぱり雰囲気があるよね。実際生で見ないと分からないけど、映像見ていたら、打席に立った時の構えから、何か雰囲気を持っているなと感じた。だから実際生で見るのが楽しみ」
-松山、野間選手らの2軍からの報告は
「頑張っているよと聞いているし、実際、彼らの映像を確認している。野間もさすがのヒット2本打っていたし、野間らしい。だから若手だけじゃなしに、みんなチェックしている」
-松山、野間らは上げる予定はない
「みんなで競争をしている訳だからね。全部映像も見られるから、報告も随時聞いているし、そこで判断していきたいと思っている。まだ上げないとかではなしに」
-いいものがあったときに上げるということになる
「競争の中にいる」
-3月からファームでも試合があるが、そこに1軍の選手がいくことはある
「あるよ。行かせるのはある。野手に関しては、もう伝えてあるので、もち(持丸)とゆうと(仲田)はちょっとファームのほうで頑張ってこいと昨日伝えたので、あとはまだ競争が続く。こっちから、ファームの試合に出します、ファームの試合に出ている子がこっちに来ますというのもあるから。まだ競争は続きます。これでファームで頑張っておけよじゃなしに、まだ1軍と2軍で試合をいろいろ有効的に使いながら、まだ競争は続きます」
-秋山と菊池はどの辺から試合に出る
「倉敷から徐々にという感じ」
-調整を一任していたが、2人の姿はどう見えた
「いいんじゃないの。彼らにこっち来るときに沖縄での実戦はないぞと伝えていたので、ランチとかの打撃をしているのを見ているけど、2人とも振れている。昨日のシート打撃も入っていたし、順調じゃないですか。足も動いているし、バットも振れていると思います」
-競争はどのあたりをメドに続く
「(3月)中旬ぐらいかな。中旬ぐらいまで競争は続きます。中旬か、ちょっと前なのかは様子を見ながら」