【オリックス】岸田監督「みんな調子いい」中川、頓宮がホームラン 投手陣は宮城ら左腕３人好投

オリックス対ロッテ　1回裏オリックス無死、左越えソロ本塁打を放ち生還する中川hibachis（撮影・和賀正仁）

＜練習試合：オリックス3－1ロッテ＞◇26日◇宮崎市清武

オリックスが、ロッテとの練習試合に競り勝った。1回、中川が先制アーチ。石川柊の直球をたたいて左翼席に運んだ。6回には頓宮がバックスクリーン左へソロ本塁打で追加点。1点差で迎えた8回には途中出場の福田が3点目のタイムリーを放って突き放した。

投手陣は3人の左腕が登板した。開幕投手に内定している宮城が4回無失点。続く曽谷も4回1失点にまとめた。9回は2年目の東松が無失点で締めた。

岸田護監督（43）は宮城について「いろいろ試しながら投げたんでしょうけど、良かったんじゃないですか。しっかり調整していってくれたらいい。あとは体が万全で迎えられるようにしてくれたら」と全幅の信頼を寄せた。

さらに指揮官は野手陣のポジション争いに「みんな調子良く来ているので。うれしい悩みもこれからもっと出てくるかも分からないですね。みんな（勝ち取りたい）気持ちは出てると思いますし、必死でやってくれている」と目を細めた。