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レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)がレアル・マドリード戦で、公式戦3試合連続で先発するとスペイン紙マルカが試合当日に予想した。
アルグアシル監督は26日にホームで行われる国王杯準決勝第1戦Rマドリード戦に向けて24人を招集した。昨年9月に右膝前十字靭帯(じんたい)断裂の重傷を負ったDFトラオレが半年ぶりに招集メンバー入りを果たした他、先週のミッティラン(デンマーク)戦で右膝を捻挫したスチッチ、週末のレガネス戦を出場停止で欠場したスベルディアとベッカーが復帰した一方、パチェコ、ザハリャン、オドリオソラがけがで招集外になった。
マルカ紙はこの試合に向け、久保が3試合連続で先発すると予想。システムは4-3-3で、そのスタメンはGK=レミーロ、DF=アランブル、スベルディア、アゲルド、アイエン・ムニョス、MF=ブライス・メンデス、スビメンディ、スチッチ、FW=久保、オヤルサバル、バレネチェアとなっている。
一方、Rマドリードについては、抜歯し試合前日の練習に参加しなかったエースのエムバペがベンチスタートになり、GK=ルニン、DF=ルーカス・バスケス、アセンシオ、リュディガー、フラン・ガルシア、MF=セバージョス、チュアメニ、ベリンガム、FW=ロドリゴ、エンドリッキ、ヴィニシウスが先発に名を連ねると予想した。今季絶望濃厚のけがを負っているミリトンとカルバハルが招集外になる予定である。
Rソシエダードはホームでの公式戦5連勝中と勢いに乗っている。スペインリーグは25試合10勝4分け11敗の勝ち点34で9位。Rマドリードは公式戦2連勝中で6試合負けなし。スペインリーグ成績は25試合16勝6分け3敗の勝ち点54。首位バルセロナと勝ち点で並ぶも、得失点差で2位につけている。
Rソシエダードは今季、昨年9月にホームで行われたスペインリーグ第5節でRマドリードと対戦した際、ビニシウスとエムバペのゴールにより0-2で敗れている。久保はフル出場だった。(高橋智行通信員)