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ヤクルトは26日、沖縄・浦添でのキャンプを打ち上げた。
高津臣吾監督(56)は強い危機感を示した。「チームとしてやりたいことはできたが、こんなものじゃ駄目。もっともっと(状態を)上げていかないといけない。選手個々は周りのライバルを、チームとしてはセ・リーグの他の5球団を意識して。これじゃ勝てないので、しっかりそういうところを意識し、オープン戦16試合を戦っていきたい」と話した。
5位からの巻き返しを目指すシーズンとなる。キャンプでは新外国人ピーター・ランバート投手(27=ロッキーズ)、星らが離脱し、中村悠、奥川らも一時別メニュー調整となった。
指揮官は「けが人を出してしまった。果たしてチーム全体としてチーム力が上がったのかというのを考えると、2月1日と比べて果たしてどうなのかと思うと、そんなに特別チーム力が上がったとも感じないし、このままじゃダメ」と強い言葉で奮起を促した。