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<インタビュー>
阪神才木浩人投手(26)が日刊スポーツの独占インタビューで、自身初の日本代表経験を赤裸々に振り返った。昨年のプレミア12で、国際舞台を経験。独特の緊張感に刺激を受けた。一方で苦笑いを浮かべたのは大会前の宮崎キャンプ。慣れない環境で初対面の選手も多い中、序盤こそ交流に苦労したことを笑って明かした。【取材・構成=波部俊之介】
◇ ◇ ◇
-プレミア12では他球団の選手との交流もあった
「いい経験になりました。他の人との交流というよりは、国際試合とかが、という感じですね。代表になって、日本代表という肩書で投げて。国際試合で投げることが初めてだったので、それがいい経験になった感じです。普段と違う空気感とか、そういう部分を味わえたのは良かった」
-マウンド上でも普段とは違った雰囲気を感じたのか
「全然違うなと思った。『ああ、こういう雰囲気の試合もあるんだな』と。そういうのはすごく良かったですかね」
-23年にはセ・リーグ優勝ゲームの先発マウンドにも立っている。代表ではまた違った緊張感があったのか
「まあまあ、緊張感は違いますね。代表は代表で」
-昨年11月の侍ジャパン合宿では最初は緊張しているようにも見えた
「友達は増えました。最初は本当に、とんでもなくコミュニケーションにてこずって(笑い)。『やべえ…』って」
-それでもすぐに自分のキャラクターを伝えられた
「すぐに仲良くなりましたよ。でも本当に最初の2日くらいは地獄みたいな。『やべえ、終わってる…』みたいな(笑い)。最初の48時間ぐらいは本当に長かった。2週間ぐらいに感じました(笑い)。まあまあ、いろんなところに知り合いはできましたけどね。それは良かったですね」
-ちなみに今回の阪神沖縄キャンプ中には「同級生会」を行った。オフに移籍したDeNA浜地や岩田も参加したのか
「来ましたよ。第2クール終わりくらいかな。向こうもちょうど休み前とかで『タイミングええやん』と言って。いつも通りの感じです。いつも通りの会話。浜地と岩ちゃんがすごく楽しそうにしゃべっていました」
-DeNAの話を?
「普通にしょうもない話を、うれしそうにしゃべっていましたね(笑い)」