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オリックス古田島成龍投手(25)が25日、父親が亡くなったことを明かした。
「58歳ですね。9にならずに亡くなりました。(誕生日が)今月の27日なので」と打ち明けた。身内の不幸を理由に19日にキャンプ地を離れ、父健二さんを見送って23日に再び宮崎入り。チーム休日のこの日は調整遅れを理由に、宮崎市清武で動いた。
古田島がプロ入り前の約2年半前、父にステージ4のがんが見つかった。「正直、覚悟はできてました。それがあるから結婚したし、早く子供もつくったし、死に物狂いでプロに入ってやってきた。家を守るためにも母が住むところも手配した。僕の中で後悔はない。思う存分やって、見送ることはできた」と語った。
このたび、要員の関係で首脳陣から中継ぎへの再転向を告げられた。「必要とされるだけ幸せ。どこであろうと全力を尽くす」。新人の昨季は50試合登板&防御率0点台。2年連続の活躍が父への供養となる。