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【札幌】J2では14年ぶり開幕から2戦連続完封負けで最下位転落 先発6人替えも実らず


北海道コンサドーレ札幌はロアッソ熊本戦で0-3の完封負けを喫し、J2での開幕から2連敗となった。この結果、札幌は最下位に転落。試合では失点を重ね、守備に根深い問題があることが浮き彫りになった。監督の岩政大樹は開幕戦から6人の選手を入れ替える大胆策を試みるも、効果は見られなかった。2試合連続で3失点を許したディフェンス陣は責任を感じており、攻撃面では質の向上が求められている。それでも、11年には開幕連敗スタートからJ1昇格を果たした前例があるため、大きな悲観には至らない。次戦はアウェーでのレノファ山口戦で、初勝利を目指す。

試合後、サポーターに向かってあいさつする札幌の選手ら(撮影・保坂果那)

<明治安田J2:熊本3-0札幌>◇第2節◇23日◇えがおS

北海道コンサドーレ札幌はアウェー・ロアッソ熊本戦を0-3で完封負けし、16日大分トリニータとの開幕戦(0-2)に続く2連敗を喫した。

J2では11年以来14年ぶりの開幕から2試合連続完封負け。順位は最下位に転落した。前半28分にクリアミスから先制点を献上し、後半4分にはカウンターから2失点目、同追加タイム1分にダメ押しの3失点目で屈した。岩政大樹監督(43)は守備について「少し根深い問題がある」と、苦しそうに語った。

開幕スタメンから6人を入れ替える大胆策も、実らなかった。指揮官は「単純にいいパフォーマンスをしている選手たちを並べた」と説明。各位置でDF西野奨太(20)と馬場晴也(23)や、MF田中宏武(25)と長谷川竜也(30)など、好連係が望める組み合わせを配置したという。前半は押し込む場面もあったが、後半停滞して失点を重ねた。3バック中央として2試合連続先発のDF大崎玲央(33)は「3失点もしたらゲームが壊れる。自分も責任を感じている」と悔やんだ。

最下位フィニッシュだった02年以来23年ぶりのJ2最下位。今季初先発だった長谷川は「僕たちは昨年J1にいたけど、質という部分でもっと追求していかないと、J2でもイージーミスが出ている」と危機感を口にした。ただ、悲観する必要はない。開幕から2試合連続完封負け(0-2、0-1)だった11年は、20チーム中3位に入ってJ1昇格を果たした。

キャンプ地での試合に、ベンチを外れた選手も応援に駆けつけ、チーム一丸で戦ったが初勝利はお預け。次節は3月2日にアウェー3連戦ラストのレノファ山口戦。主将のMF高嶺朋樹(27)は「山口に来てくれるサポーターが減ってもしょうがない試合。自分たちの結果、姿勢で取り返すしかない」と奮起を誓った。【保坂果那】

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