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<オープン戦:日本ハム-楽天◇23日◇沖縄・名護
プロ18年目の日本ハム宮西尚生投手(39)が、初の実戦マウンドで1回2三振のパーフェクトピッチングを見せた。
歴代4位の869試合に登板してきた中継ぎ左腕は、この日が初実戦。先頭のルーキー吉納翼外野手(22=早大)を一ゴロに打ち取ると、続く太田をスライダーで空振り三振。村林には「結果も出さないといけないし、何か練習しないといけないところもある」と3ボールにしたが、チェンジアップと直球でフルカウントに持ちこみ、外角低めの138キロ直球で見逃し三振を奪った。仕上がりについて「状態的にもいい調整はできている。変に崩さないようにキープしながら、もう少し開幕に向けて精度を上げていければいい」と手応えと意気込みを語った。
打者のタイミングを外すスーパークイックも披露。「監督からずっと、就任されてからタイミングをずらす指令が出ているので。そういう意味でしっかりとタイミングをずらす」とうなずいた。先発で2回を完全投球の山崎福也投手(32)も、クイック投法を見せていた。