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<明治安田J1:C大阪1-2湘南>◇第2節◇22日◇ヨドコウ
湘南ベルマーレの新主将で新10番のFW鈴木章斗(21)が2得点をマークし、27年ぶりの開幕2連勝に導いた。セレッソ大阪とのアウェー戦に臨み、2-1と競り勝った。
平塚時代の98年以来の開幕2連勝(J2時代除く)。当時は植木繁晴監督の下、W杯フランス大会出場直前だった日本代表MF中田英寿を筆頭に、GK小島伸幸、韓国代表DF洪明甫らがいた。
プロ4年目の鈴木章は前半32分と後半6分に、右足で連続ゴール。昨季は初の2桁となる34試合10得点を挙げ、今季は背番号を29から10に変更され、山口智監督(46)から主将にも指名されていた。開幕2試合目での初ゴール&2号弾となった。
試合はC大阪に1点差に詰め寄られたが、そのまま逃げ切った。
2003年(平15)7月30日に東大阪市で生まれた鈴木章は、ガンバ大阪ジュニアユースから阪南大高を経て、22年に湘南に入団。180センチ、76キロの本格派ストライカーで、J1通算65試合15得点となった。