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日本代表MF久保建英(23)の所属するレアル・ソシエダードは21日、クロアチア代表MFスチッチ(22)が右膝捻挫のけがを負ったことを発表した。
スチッチは20日にホームで行われた欧州リーグ・決勝トーナメントプレーオフ第2戦ミッティラン(デンマーク)戦に先発出場。前半のうちに2ゴールを奪ってチームの勝利に貢献するも、後半開始直後に右膝を負傷し、パブロ・マリンとの交代を余儀なくされた。
試合翌日に検査を受けた結果、右膝内側側副靭帯(じんたい)捻挫と診断された。クラブはけがの程度を明かしていないが、地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアは全治3~4週間と報じている。
これによりスチッチは、レガネス、バルセロナ、セビリア、ラヨ・バリェカノとのスペインリーグ4試合、レアル・マドリードとの国王杯準決勝第1戦、マンチェスター・ユナイテッド相手の欧州リーグ・決勝トーナメント1回戦2試合の計7試合の欠場が決定的となった。
さらに、来月下旬に対戦するフランスとの欧州ネーションズリーグ準々決勝2試合の招集メンバーからも外れ、その後に行われるスペインリーグ第29節バリャドリード戦で戦列復帰する可能性が高い。(高橋智行通信員)