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日本ハム水野達稀内野手(24)が21日、沖縄・名護での練習に部分合流した。16日に体調を崩し、休養していた。チームメートとノックや打撃練習に臨み「しっかり動けました。楽しいですね。久々に人と話しました」。対外試合2試合を欠場し「早く試合に出られる状態に戻して。試合に出ないと評価されない。今年もやるぞと思わせたい」と気を引き締めた。
宿舎で休んでいる間は、家族の存在が力となった。「僕、あんまりしないんですけど1回だけ」。夫人に連絡を取り、生後5カ月の長男とビデオ通話を試みた。「携帯に興味があって、僕の顔を見ているわけではないと思うんですけど、かわいいですね。元気が出ました」と感謝した。
昨季は遊撃のレギュラー格として105試合に出場し7本塁打と、長打力でもAクラス入りに貢献。体調を崩す前の11日楽天戦では、右翼フェンス直撃の三塁打を放つなど3安打1打点と、パンチある打撃は健在だ。「ここからもバッティングをどんどんアピールしたいし、守備は取れるアウトをしっかり1個ずつ取っていけるように」。休んだ分は、地道に取り返していく。【永野高輔】