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プロ野球のオープン戦が22日から始まります。3月23日まで計102試合を予定し、セ・パ同時開幕となる同28日までチーム内の競争が続きます。キャンプ、練習試合と密着取材を続けてきた各球団の担当記者が、投打の注目選手を挙げました。楽天編です。
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■投手 西口直人(28)
右肘のトミー・ジョン手術から復活し、2年ぶりに支配下復帰した西口が元気だ。初登板となった16日日本ハム戦で2回無失点。中継ぎが主戦場だったが、先発挑戦も視野に入れる。150キロ超の直球を次々に投げ込む剛腕復活は、投手陣に厚みをもたらしている。
<1>山本-甲賀健康医療専門学校<2>16年ドラフト10位<3>1500万円
■野手 吉納翼外野手(22)
ドラフト1位の宗山が大きな注目を集めるが、東京6大学で通算13本塁打を誇る同5位の吉納も負けていない。対外試合初戦は2三振デビューも、実戦4試合で9打数4安打の打率4割4分4厘。チームに希少な大砲候補で開幕1軍も十分狙える位置につける。
<1>東邦(甲子園)-早大<2>24年ドラフト5位<3>700万円
※注<1>出身<2>ドラフト順位<3>今季推定年俸