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中日の新外国人ジュニオル・マルテ投手(30=フィリーズ)が、球団最速161キロの更新に自信を見せた。
これまでは20年ライデル・マルティネス(現巨人)、22年ジャリエル・ロドリゲス(現ブルージェイズ)が計測。マルテ自身の現在の最速も161キロだ。日本のボールも「投げやすい」と気に入り、162キロ以上にも「不可能なことじゃない。出せると思う」と言い切った。
19日にチームに合流したばかりで「まだ時差ぼけがひどい」と苦笑いも休日返上で北谷の室内練習場へ。けん制やバント処理での二塁、三塁送球など日本の細かい野球に対応しようと取り組んだ。「クイックやけん制にも自信はある。100%」とニヤリ。来日前の実戦は昨年12月27日、シート打撃登板も1月25日と遠ざかっている。来日初ブルペンはキャンプ最終日の25日の予定。遅れてきた守護神候補右腕が、その豪腕のベールを少しずつ脱いでいく。