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スカイA阪神春季キャンプ中継に21日、阪神園芸のグラウンドキーパー金沢健児さんが映し出された。
この日、宜野座は雨天で内野の黒土にシートをかけていたが、午後1時を回るとスタッフたちがシートをはがす一幕があった。阪神園芸のジャージーを着た長靴姿の金沢氏が映し出されると、解説でOB関本賢太郎氏(46)も「お世話になっております」と中継越しにあいさつした。
雨があがったメイングラウンドの黒土部分の内野シートをはがす一部始終が流れ、「試合前にこれがあると…」と選手時代を回想した。「内野手と外野手はもめる。(シートの上に)水が上に長時間乗っかると、全面シートの日の守備は気を使う」。シートに乗っていた水をどこにはけるかが問題だったと説明。
ほかにも、かつて雨天の試合前は「内野手からしたら問題ですよ。ずっと(シートの)重しで圧に。水たまりとなっていない部分があって、園芸さんに聞く作業を」と準備へ確認時間を要したことを明かした。
中継では、「金沢健児」の名前の下に「阪神園芸」と書かれたテロップが紹介され選手は守備位置のように使われる部分を「下は所属…(笑い)」と、関本氏は用意周到なスカイAの編集マンに笑みをこぼしていた。