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メジャー1年目のドジャース佐々木朗希投手(23)が19日(日本時間20日)、今キャンプで初めて打者相手のライブBPに登板した。途中でインターバルを挟みながら、2回相当、27球を投げ、1安打1四球2奪三振と上々の内容だった。
デーブ・ロバーツ監督はこの日の地元メディアの囲み取材で佐々木について「まだキャンプの早い段階なので、直球が3ケタ(100マイル)に到達するとは思っていない。ただ打者に対してどう投げるか、興味深く見ていた」と振り返り「我々がすでに語っていたように、光る才能が見て取れた。彼に登板機会を与えて経験を積ませていき、彼がその中で調整していくだろう」と信頼を寄せた。
調整にあたっては「彼には非常に優れたサポートグループが、彼個人にも球団としてもついている。チームメートもサポートする」とコメント。周囲があまりに大きな期待で見守っていることに対し「彼はベストの投手としての経験がある。エリートパフォーマーは成功するためにどうあるべきかというものがある。プレッシャーをかけ過ぎないようにということで言っているんだが、最初のBP登板でサイ・ヤング賞級の投球は誰も期待していないよ」と話した。