
阪神村上頌樹投手(26)がオープン戦初戦の22日楽天戦(金武)に“開幕投手”を務める。
今年初の実戦登板で、2~3イニングを予定。村上は“開幕投手”について「最初なので、しっかりと打者に投げ込めるようにしたい。コントロールというよりは球の質。しっかり押し込めるかどうかです」とプランを語った。23年のリーグMVP右腕は、藤川監督とも対話を重ねながら状態を上げ、ブルペンで力強い直球を投げ込んできた。この2年間を知る岡田オーナー付顧問が「全然、ボールの質が違う。一番勝つんちゃう」と目を丸くしたほどだ。7勝11敗と不完全燃焼の昨季からの巻き返しに期待が高まる。23日の中日戦(北谷)には昨季13勝の才木が先発見込み。開幕投手の筆頭候補2人が南国でのオープン戦から火花を散らす。