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ヴィッセル神戸は18日に上海申花(中国)とアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)1次リーグ最終戦を戦う。
11日の上海海港(中国)戦で1次リーグ突破を決めた神戸は、連戦で迎えるこの試合には控え組主体で臨むとみられる。
17日は試合会場の上海体育場で公式練習を行い、公式会見に登壇した吉田孝行監督(47)は「Jリーグの試合から中2日というタイトなスケジュールではあるが、できる限りの準備はしてきた。上海申花はチームとしてやることが整理されている印象で、ツートップとトップ下の前線の3人の個の力は警戒しなければいけない」と話した。
同じく会見に出席したDF岩波拓也(30)はこれまでの経験も生かして勝利を目指す考えを口にした。「ノックアウトステージ進出を決めているが、もちろん勝利に飢えているし、勝つために上海に来ている。その気持ちをピッチで表現したい。これまでにも何度かACLを戦ってきて、中国のアウェーは最も難しいと感じている。相手のサポーターの雰囲気や、相手選手の勢いに対しても戦わなくてはいけないので、そういう経験を他の選手にも伝えていきたい」。自らチームメートに働きかけていくことで、勝利を目指す。
試合は日本時間午後9時キックオフ予定。