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メジャー2年目の山本由伸はひと味違う…初の実戦でキレキレ!打者5人に4K「すべて良かった」


ドジャースの山本由伸投手がアリゾナ州グレンデールで行われたキャンプにて、初めて実戦形式のライブバッティングプラクティスに登板しました。山本は打者5人と対戦し、無安打4奪三振を記録。特に目立ったのは、95マイル(約153キロ)をマークするストレートと、スプリット及びスライダーを駆使した多彩な球種で、打者を三振に打ち取りました。正捕手スミスとの対戦では3球三振に抑え、他の打者も同様に三振に切って取り、調子の良さを示しました。投手コーチのプライアーも「球速に限らず制球が素晴らしかった」と称賛しています。今後は公式戦と同様のサイクルで調整が続けられ、20日に再び実戦登板が予定されています。

ライブBPに登板し、力投するドジャース山本(撮影・菅敏)

【グレンデール(米アリゾナ州)14日(日本時間15日)=四竈衛】メジャー2年目の由伸は、ひと味違う-。ドジャース山本由伸投手(26)が、今キャンプで投手陣の先陣を切って実戦形式のライブBPに登板した。打者のべ5人と対戦し、無安打4奪三振。今季打者と初対戦ながらも最速95マイル(約153キロ)をマークするなど、快調な仕上がりを披露した。日本での開幕投手を務める背番号「18」が、まずは快調に滑り出した。

   ◇   ◇   ◇

今キャンプ初の実戦投球を感じさせないほど、山本の腕の振り、球のキレとも抜群だった。打者相手に投げるのは、昨年10月26日のワールドシリーズ第2戦以来。まずは、山本の全球種の軌道を最も熟知した正捕手スミスを、3球三振で退けた。続く控え捕手バーンズは、スプリットで空振り三振。さらに、若手の有望株ラッシングのバットもスプリットで空を切らせ、3者連続三振と、文句なしのスタートを切った。

終わってみれば、打球が前へ飛んだのは、2巡目となったスミスの左飛1球だけ。4三振は、直球、スプリットだけでなく、最後はスライダーで奪うなど、カーブを含めた全球種が上質の27球だった。通常は対戦することなく、コンビを組むスミスは、練習後、苦笑交じりに印象を語った。「良かったね。みんな三振したよね。彼はいい状態にいる。オフにしっかりやってきたんだね。かなりいい1年になると思うよ」。相棒の順調な仕上がりを、頼もしそうに振り返った。

これまでのブルペンでは最速94マイル(約151キロ)だったが、この日は95マイル(約153キロ)までアップ。打者が打席に立ち、ピッチクロックも作動したことで、山本の投手としての本能もうずき始めた。見守ったプライアー投手コーチも、絶賛の言葉を並べた。「すべてが良かった。球速はともかく、すべてスイングを押し込んでいたし、制球も秀逸だった」。開幕投手に指名しただけでなく、シーズンを通して軸と期待するだけに、力強い「初投げ」に納得の表情を浮かべた。

今後は公式戦中とほぼ同じサイクルで、ブルペン投球を挟み、中5日の20日にも実戦登板する見込み。現時点では、オープン戦となるか、再びフリー打撃登板となるかは未定だが、いずれにしても、山本がド軍投手陣の先頭を走っていることは間違いない。

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