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レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(65)が来週水曜日の大一番に向け、「マンチェスター・シティー戦に間に合う」とリュディガー、アラバ、ルーカス・バスケスの復帰を明言した。
Rマドリードは15日にアウェーで行われるスペインリーグ第24節でオサスナと対戦する。試合前日、アンチェロッティ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。
Rマドリードは現在、守備陣に多数のけが人を抱えており、11日にアウェーで行われたマンチェスター・シティーとの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ第1戦(3-2で勝利)では、カルバハル、ミリトン、リュディガー、アラバ、ルーカス・バスケスのDF5人が欠場した。
アンチェロッティ監督はこの状況を受け、19日に控える重要なプレーオフ第2戦に向けたリュディガーとアラバのコンディションについての質問に対し、「2人とも月曜日まで個人メニューを継続し、火曜日からチーム練習に参加する予定だ。ルーカス・バスケスも含め、マンチェスター・シティー戦に間に合う」と起用できることを明かした。
また、最近賑わしているビニシウスのサウジアラビア移籍に関する問題について、「うんざりしているが心配していない。幸せそうに見えるし、我々と一緒にいる。これ以上付け加えることはない。その話は外部で話されていることで、ここでは話されていない。私にはビニシウスがいつも通り、大きな意欲を持っているように見ている。先日の試合でもそうだったように、活躍することを望んでいる。けがから回復した後、フィジカルコンディションが良くなってきているし、モチベーションが非常に高いように見える。特にシティー戦では大きなプレッシャーがかかる中、よく耐え、違いを生み出した」と言及した。(高橋智行通信員)