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【神戸】吉田監督、日本人監督初の3連覇へ 過密日程乗り切るための戦力底上げ目指す


神戸ヴィッセルの吉田孝行監督が、日本人として初のJリーグ3連覇達成を目指している。吉田監督は22年に神戸の指揮を再び取り、強い戦力で昨季、リーグと天皇杯を制覇。今季はアジア王者をも視野に入れ、チームの選手層をさらに充実させることを決意している。特に、控え選手の戦力強化が鍵となる。11日のACLでの4-0勝利に対し、主要選手を欠いたスーパー杯での敗北を経験。2チーム体制の重要性を強調し、MFやDFの抜けた選手を補う成長を促す意向を示している。

浦和との開幕戦前のオンライン取材に応じる神戸の吉田監督(C)VISSEL KOBE

神戸の吉田孝行監督(47)が、日本人監督として初となるリーグ3連覇の偉業を狙う。

22年途中に3度目の神戸監督に就任した吉田監督は、強度の高い戦いを浸透させて、昨季リーグ連覇と天皇杯優勝を達成。アジア王者をも目標にする。

今季は新たな称号もつかむ。07~09年の鹿島オリベイラ監督以来2人目のV3監督に挑戦するシーズンとなる。これまでの日本人では松木安太郎、岡田武史、森保一、鬼木達の2連覇が最高。達成すれば単独で記録を更新することになる。

3連覇へのポイントとなるのは、いかに選手層を厚くできるか。主力組で臨んだ11日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)上海海港戦では4-0と快勝したが、控え主体とした8日の富士フイルム・スーパー杯の広島戦では、神戸らしい強度を出せなかった。0-2で敗戦し、明らかな戦力差を露呈した状況に、指揮官は「2チーム作れないと過密日程は乗り切れない。目標を達成するためにも必要」と、昨季同様のレベルまで引き上げる必要性を口にした。

求められるのは、MF山口やDF初瀬らが抜けた穴を埋める選手の成長だ。吉田監督は「すぐにうまくなるわけでも、強度が高くなるわけでもない」としながらも23年のMF扇原、24年のMF鍬先の名を挙げ、シーズン中にフィットする選手の育成に自信を見せる。「誰が何と言おうと、僕は僕のサッカーで勝つ」と確固たる信念と明確な基準を持つ男は、可能性を秘めた選手らとともに、名将への道を突き進む。【永田淳】

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