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ソフトバンクの杉山一樹投手(27)、大津亮介投手(26)、海野隆司捕手(27)、広瀬隆太内野手(23)が14日、3月5、6日の侍ジャパン強化試合オランダ戦(京セラドーム大阪)に出場する日本代表メンバーに選出された。
杉山は最速160キロを誇る右腕で、昨季は自己最多の50試合に登板。4勝0敗、14ホールド、1セーブ、防御率1・61をマークした。7日にソフトバンクの宮崎キャンプ視察に訪れた井端監督は「ボールの勢い、スピードは球界でもトップクラス」と評していた。杉山はアマチュア時代を含め、初の代表入りに「野球人生初の日本代表としてプレーさせていただく機会をいただいたことに感謝したいです。代表という自覚と責任を持って、結果を求めて頑張っていきます」とコメントした。
大津は先発転向1年目の昨季に7勝を挙げ、防御率2・87をマーク。変化球が多彩な右腕で、井端監督は「独特なチェンジアップもある。海外の選手にどう通用するか」と語っていた。大津も「自分がどこまで通用するのか、自信を持って自分の投球ができるように強い気持ちを持って挑んでいきたいと思います。結果を求めて、与えられた役割を果たせるように頑張ります」とコメントした。
海野は「プロに入団してから日の丸を背負う日がくることを想像もしていませんでした。他球団のトッププレーヤーが集まる中、より多くのものを吸収し、成長できる期間にしたいと思っています」。大卒2年目の広瀬は「日本代表に選出していただいたことに驚きが大きかったです。出場する機会をいただいた時には、とにかく思い切って自分のプレーができるように準備していきたいです」とコメントした。