
<番記者プロデュース>
日本ハム新庄剛志監督(53)は今季、新たに「投手2人の野手3人。5人の“スター候補”がつくれたら。イメージは投手8人、野手7人の中から」と若手の台頭を待つ。昨季は田宮、水谷、水野らが全国のプロ野球ファンにも名前が知られるほどの活躍でチームは2位躍進を遂げた。日本一を目指す中で次に飛び出てくるのは誰か。番記者が選んだ日本ハムの「ネクストブレーク・フィフティーン」を紹介する。【取材・構成=木下大輔】
◆名前
山口アタル(やまぐち・あたる)
◆出身地
カナダ
◆誕生日
1999年(平11)5月28日(25歳)
◆ドラフト、年数
22年育成ドラフト3位、3年目
◆通算成績(2軍)
71試合、打率2割4分0厘、6本塁打、17打点
◆投打
右投げ右打ち
◆サイズ
身長179センチ、体重89キロ
◆今季推定年俸
300万円
◆寸評
プレー映像を12球団へ送ってNPB入りを売り込んだ逆輸入外野手。22年6月に野手転向するまでは投手として最速153キロで走力、パワーも兼ね備える「フィジカルモンスター」。今春キャンプは主に打撃力を評価した新庄監督が1軍に抜てきした。