＜フランスリーグ：リヨン0－4スタッド・ランス＞◇9日◇第21節◇グルパマ・スタジアム
【リヨン＝松本愛香通信員】スタッド・ランスのFW伊東純也（31）はアウェーのリヨン戦で後半43分までプレーし、DF関根大輝（22）と交代した。FW中村敬斗（24）は会場入りしたが、ふくらはぎを負傷して欠場した。チームは0－4で敗れてリーグ戦10戦勝ちなしとなった。
成績不振でエルスナー監督が解任され、暫定的にディアワラ・コーチが指揮。序盤から伊東が右サイドからドリブルを仕掛けた。だが、ラストパスは相手にクリアされ続けた。すると、36分に失点。クロスからボレーシュートを決められて先制を許した。
後半の立ち上がりも伊東がCKを立て続けに蹴ったが、ゴールにはつながらず。23分にセットプレーから失点し、同34分にも守備を崩されて追加点を奪われた。同42分に18歳のMFザビが相手を後ろから倒して一発退場。その1分後に伊東が退き、交代出場した関根は右サイドバックの位置に入った。1人少なくなったチームは追加タイムにもクロスから4失点目を喫して敗れた。
ディアワラ監督は試合後の記者会見で、直前で欠場が発表された中村について「私は医者ではないけれど、彼はふくらはぎに痛みがあり、今日はプレーできなかった。正確な詳細は分からない。彼は検査を受けることになる。そして彼ができるだけ早く復帰できるよう我々は努めるつもりだ。でも彼は今日の試合に出場できる状態ではなかった」と説明した。
