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【ヤクルト】奥川恭伸、前進 スライダーでオスナのけぞらせる「ちょっと近づいたかな」高津監督


ヤクルトスワローズの奥川恭伸投手が沖縄・浦添キャンプで行われたライブBPに登板し、復活への第一歩を示しました。奥川投手は最速146キロの直球を軸にスライダーなどの変化球を交えて投球。オスナ選手には見逃し三振を奪うなど、計22球中3本のみの安打性打球に抑えました。2021年に9勝を挙げた頃の投球を彷彿とさせる内容に高津監督も「制球や変化球のキレが良い」と評価。奥川投手は2022年、2023年の怪我による無勝利期間を経て、今季は「1年間1軍で完走すること」を目標に掲げています。観客からも拍手が巻き起こり、期待が高まる中、さらなる登板を予定しています。

ライブBPで力投するヤクルト奥川(撮影・鈴木正人)

完全復活へ、また1歩前進だ。笑顔のヤクルト奥川恭伸投手(23)はホッとした表情でマウンドを降りた。

沖縄・浦添キャンプ第3クール2日目で初実戦形式となるライブBPに登板。最速146キロ直球に変化球も交えて計22球を投げ込んだ。浜田、オスナ、長岡、岩田、丸山の打者5人に対し、安打性は3本のみ。右のオスナには126キロスライダーが外角に決まって、見逃し三振。「スライダーが良かった」と強打者の腰をのけ反らせる、得意球のキレが光った。

高津監督もうならせた。21年に9勝をマークした時期と重ね合わせ、「制球も良く、変化球もキレていた。ちょっと近づいたかなと思います」と評価した。今後はライブBPにもう1度登板予定。今キャンプではブルペンに3度入り、ここまで順調に進んでいる。指揮官は「シーズン24試合投げられる体であってほしい。尻をたたいてやらせていきたい」とフル回転の活躍を熱望する。

22年、23年は右肘痛や腰痛の影響で0勝に終わった。昨季980日ぶりの白星を挙げ、長いトンネルを抜けた23歳は「けがなく1年間1軍で完走すること」が目標と力を込める。開幕に照準を合わせ「まずまず、一発目の実戦としては良かったかな」と手ごたえも十分だ。ライブBP降板時には、詰めかけた1813人から拍手が沸き起こった。愛された「背番号18」が、チームスローガン「捲土重来」のごとく復活する。【佐瀬百合子】

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