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2軍キャンプで調整中のヤクルト村上宗隆内野手(25)が7日、早ければ10日に1軍合流する見通しとなった。昨年12月に右肘クリーニング手術を受けた主砲の合流について、高津監督が「10日前後のイメージはしている。(2軍で)サインプレーでチームプレーをやって、また状態を確認してということになると思います」と見通しを語った。
宮崎・西都での2軍キャンプでは8日の休養日を挟み、9日にサインプレーの練習を行う予定。右肘に問題がなければ、沖縄・浦添の1軍キャンプに合流へゴーサインが出る見込みだ。村上は2日時点で「肘の状態は100%ですね。今100%は間違いなく出せているなと思います」と話していた。すでに打撃メニューはフル消化し、遠投もこなすなど順調に回復のステップを踏んできた。
新型コロナウイルスの影響で出遅れた22年以来、3年ぶりに過ごす2軍キャンプでは、シーズンへの土台作りに集中しながら、若手に目を配った。「もっとガツガツしてほしい」と競争意識を高めるように促した。自らも練習で大きな声で盛り上げるなど手本を示した。「あいつ来ると締まる。そういう存在になれたらいい。そこは僕も意識しながらやっている」と話していた。
第4クールの15日には練習試合の広島戦(浦添)が予定され、実戦がスタートする。今季終了後にメジャー挑戦する村神様が、満を持して1軍にやってくる。