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<スペイン国王杯:Rソシエダード2-0オサスナ>◇6日(日本時間7日)◇準々決勝◇レアレ・アリーナ
【サンセバスチャン=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの地元紙は、オサスナ戦で公式戦2試合連続先発出場の日本代表MF久保建英(23)をやや低く評価した。
オサスナを相手にFWバレネチェアとMFブライス・メンデスのゴールで幸先の良いスタートを切り、さらに前半のうちにオサスナが退場者を出したことで、危なげなく2-0で勝利した。オサスナに4日前のスペインリーグで敗れた借りを見事に返し、2季連続の準決勝進出を達成している。
久保は公式戦2試合連続でスタメン入り。いつも通り4-3-3の右ウイングでプレーし、前半21分にハイボールにヘディングで競り勝ったボールが先制点の起点となった。さらに前半終了間際に右足でドリブルシュート。後半開始直後にはCKからアゲルドのシュートチャンスをお膳立てし、同36分にベッカーとの交代でピッチを去った。
クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について、「決定的な役割を果たし、ドリブルで違いを生み出し続けているものの、もっといいパフォーマンスを発揮できる選手だ。相手は久保を止める術を知らない。ゴールは逃したが、ヘディングシュートで先制点の重要な役目を担った」と評し、5点(最高10点)をつけた。
同紙は先制点のバレネチェアをMVPに挙げて7点と高評価。2アシストのオヤルサバルが7点でトップタイ。続いて、レミーロ、エルストンド、アゲルド、スビメンディ、パブロ・マリンが6点、スベルディア、アイエン・ムニョス、ブライス・メンデスが久保と同じ5点。途中出場のオスカルソン、アランブル、オラサガスティ、セルヒオ・ゴメス、ベッカーは採点なしとなった。
Rソシエダードはこの後、中2日の9日にホームで行われるスペインリーグ第23節でエスパニョールと対戦する。